NY円急反発、1ドル118円65―75銭 [株]
【NQNニューヨーク=海老原真弓】26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は急反発。前日比1円80銭円高・ドル安の1ドル=118円65―75銭で取引を終えた。米国株の大幅安を受け、低金利の円を売って高金利通貨などリスク資産を買う円キャリー取引の巻き戻しが加速した。円は一時118円52銭まで上昇し、4月25日以来約3カ月ぶりの水準を付けた。 信用力の低い個人(サブプライム)向け住宅ローン問題の広がりを懸念してロンドン市場で活発になった円買い戻しの流れを引き継いだ。米国株が下げ幅を広げると、円キャリー取引の持ち高解消の動きが一段と活発になり、119円50銭や119円ちょうどなど節目の水準を割り込むと、円買いがさらに加速した。 午前8時半発表の6月の耐久財受注額は前月比1.4%増と市場予想(1.6%増)を下回った。民間設備投資の先行指標となる国防・航空機を除く資本財の受注額は0.7%減。午前10時発表の6月の新築住宅販売件数も前月比6.6%減と市場予想(1.6%減)を大幅に下回った。(07:10)
2007-07-27 08:23
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